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三鬼商事(東京)発表によると、6月の都心の空室率は6%台に達し、2014年7月並みの水準に戻りました。供給過剰の目安とされる5%を5カ月連続で上回っています。在宅勤務の広がりなど新型コロナウイルス下の働き方の変化を受け、オフィスを移転縮小する動きが加速している様子です。
都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の空室率は5月より0・29ポイントアップし6・19%になりました。新宿区を除く4区でアップしました。5区の空室率は20年2月に過去最低の1・49%を記録しましたが、1年4カ月で7年前の水準まで逆戻りしました。空室増加で賃料も11カ月連続で下落しています。