MENU
不動産経済研究所(東京)が18日発表した10月の首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の新築マンションの発売戸数は、前年同月比38・8%ダウンの2055戸となり、2カ月連続で前年同月を下回りました。平均価格は6750万円と10・1%アップで、10月としては過去最高でした。
例年は11月以降を秋商戦と定め、10月は集客に注力する事業者が多いです。だが2020年は新型コロナウイルス拡大で上期に販売が停滞した分、下期の早い時期から物件を売って補う動きになりました。21年は例年の販売スケジュールに戻ったことで反動減が起きたほか、早いペースで売りすぎて後で売る物件が減ることを事業者は警戒していると不動産経済研究所は分析しています。