• 2022/04/08 不動産ニュース

  オフィスビル仲介大手の三鬼商事（東京）が７日発表した３月の東京都心５区（千代田、中央、港、新宿、渋谷）の空室率は６・３７％と、２月に比べ０・０４ポイントダウンしました。空室率の低下は２カ月ぶりです。ＩＴ（情報技術）企業などに、中小型ビルに拡張移転する動きが出ている様子です。
  供給過剰の目安となる５％を１４カ月連続で上回ったものの、地区別では中央区を除く４地区で空室率がダウンしました。渋谷区は５・６５％と前月から０・１３ポイントダウンです。新型コロナウイルスの収束後を見据え、従業員が通いやすい好立地にオフィスを移す企業がみられました。

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