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東京カンテイ(東京)が9日発表した7月の小規模新築戸建て住宅の平均希望売り出し価格は、東京23区が1戸当たり6883万円となり、前月比0・7%ダウンしました。下落は2カ月ぶりです。物価高や金利の先高観によって購買意欲が冷え込み、売り出し物件が低価格帯にシフトしているのが原因です。
敷地面積50㎡以上100㎡未満の木造一戸建て(土地含む)について、最寄り駅まで徒歩で30分以内またはバスで20分以内の新築が調査対象です。23区内でも高額物件の販売が多い世田谷区では1億円以上の物件が全体に占める割合が7月に36・8%と、前月の41・7%からダウンしました。1億円未満で売りに出される物件が増えている状況です。