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東京カンテイ(東京)が9日発表した3月の小規模新築戸建て住宅の平均希望売り出し価格は、東京23区が前月比2・9%アップの1戸あたり7194万円でした。新宿や文京、目黒、世田谷など平均価格を上回る区で高額物件の供給が増えました。東京23区のアップは2カ月ぶりです。23区の高額物件が押し上げ、東京都全体も4・1%アップの6501万円でした。千葉県も0・4%アップの4303万円で、東京に近接する市川市での供給が増えました。神奈川県と埼玉県はダウンしました。神奈川県は4617万円で4・3%ダウン、埼玉県は4195万円で2・3%ダウンでした。都内の上昇がけん引し、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)は前月比0・8%アップの5286万円となりました。