MENU
東京カンテイ(東京)が23日発表した4月の中古マンション平均希望売り出し価格は、東京23区が70㎡当たり7231万円でした。価格高止まりで在庫が増えたため前月比0・2%ダウンは8カ月ぶりでした。東京都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)は同0・7%アップの1億1588万円と15カ月連続で上昇しており、二極化が進みつつあります。
東京23区はマンションの価格高騰でオーナーが物件を売りに出し、中古市場に多く出回っています。東京23区でも郊外や築年数の古い物件を避け、戸建てに流れる動きがあり、調整局面を迎えています。
首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)は前月比1・6%ダウンの4606万円でした。人気のあるエリアの在庫は減る一方で、周辺3県では価格上昇についていけず、賃貸や戸建てに流れ、引き続き価格調整が起きています。