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オフィスビル仲介大手の三鬼商事(東京)が10日発表した7月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス空室率は、三ケ月ぶりに前月比0・02ポイントダウンの6・46%となりました。港区で大規模な新築ビルが空室を残して竣工したものの、既存ビルで中小規模の成約が広がったことから全体の空室率はわずかな低下にとどまったことも要因です。全体の空室率は、供給過剰の目安とされる5%を30カ月連続でアップしました。年数区分別では、竣工1年未満の新築ビルが前月比横ばいの34・42%で、既存ビルは同0・07ポイントダウンの5・71%でした。