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東京カンテイ(東京)がまとめた10月の中古マンション平均希望売り出し価格(70㎡換算)は、東京都心6区(千代田、中央、港、新宿、文京、渋谷)が9月比23万円(0・2%)アップの9262万円でした。上昇は2カ月ぶりだが小幅にとどまりました。これまでの価格上昇や住宅ローン減税の見直し議論などを踏まえ、購入を様子見する動きが出てきた模様です。
東京都全体では5914万円と38万円(0・6%)アップしました。東京23区は30万円(0・5%)アップの6465万円と16カ月連続でアップしました。ただし23区の在庫数は5カ月連続で増ています。
中でも都心6区では千代田・港・渋谷区を中心に中古価格でも1億円前後に達しており、高値感から価格上昇に歯止めがかかっているのに加えて、住宅ローン減税見直しの方針が決まってから購入しようと様子見する人々がいると考えられます。