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東京カンテイ(東京)報告の7月の中古マンション平均希望売り出し価格(70㎡換算)は、首都圏で4218万円と6月比で104万円(2・5%)アップしまし、値上がりは3カ月連続です。5月以降、過去最高値の更新が続いています。都心部に比べ、割安感がある地域の価格上昇が目立った様子です。
東京23区は51万円(0・8%)アップの6380万円で、13カ月連続で上昇しました。城南・城西6区(品川、目黒、大田、世田谷、中野、杉並)が108万円(1・8%)アップの6126万円と、物件価格の上昇をけん引しました。江東区や豊島区などの城北・城東11区も1・6%アップしました。
東京都心6区(千代田、中央、港、新宿、文京、渋谷)は9171万円と、7万円(0・1%)アップにとどまりました。東京カンテイの高橋雅之主任研究員は「価格水準が高い千代田区や港区は特に値上がりが鈍い」と指摘しています。東京都全体では89万円(1・6%)アップの5800万円でした。
東京周辺では、埼玉県が2530万円、千葉県が2350万円といずれも2・6%アップしました。