ビサイドホーム

menu

MENU

東京オリンピック後の東京23区ホテル供給動向

  • 2022/11/14 不動産ニュース 不動産マメ知識

    不動産リサーチ大手のRealnetレポートによると、東京オリンピックに向け活況だった見通しが一転、コロナ禍による外出自粛や外国人の入国制限による需要が減少するなど、影響を大きく受けたホテル業界ですが、現在の新規ホテル開発がどのような状況なのか2018年から2023年までのホテル竣工を調査しました。
    開発棟数は2020年がピークで155棟、以降は減少しています。延べ床面積では2019年が最も大きく1,044,704.29㎡。1棟あたりの平均延べ床面積では2019年8,633.92㎡、2020年3,887.18㎡で2019年竣工ホテルが、かなり大きいことがわかりました。ただ、平均規模のみで見ると最高値が2023年37,244.27㎡、次いで2022年15,877.44㎡となり、棟数は少ないながら2022年から2023年にかけて規模が大きくなっています。エリア別に見ると2020年台東区が51棟竣工で23区中最多となりました。台東区では2020年をピークに2021年29棟、2022年5棟、2023年2棟と減少しており、棟数が最多だった2020年の平均延べ床面積は1,916.49㎡で、23区平均の7,985.65㎡と比較しても小規模なホテルが多く計画されたことがわかります。平均延べ床面積が最大だったのは2023年港区の8,024.91㎡です。平均階建も39階と最高。延べ床面積238,642.8㎡、49階建ての「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業A-1街区施設建築物」が数値を引き上げました。

一覧へ戻る

↑ ページトップへ
Fudousan Plugin Ver.5.3.0