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オフィスビル仲介大手の三鬼商事(東京)が13日発表した4月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の空室率は5・65%と、3月に比べ0・23ポイントアップしました。供給過剰の目安となる5%を3カ月連続で上回っています。新型コロナウイルスの感染長期化でオフィス需要の縮小が続いています。
地区別では港区が7・38%と最も高くなっており、3月より0・08ポイントアップしました。テレワークの定着で大手企業を中心に拠点を集約して、オフィスを縮小する動きが活発となった様子です。千代田区は0・48ポイントアップの4・33%と、空室率が4%台に達しています。渋谷区のみ5・32%と空室率がダウンしています。