金町の中川沿いににぎわいテラスなどが整備

2024/04/04 不動産ニュース
東京・葛飾区は２０２４年度、区内を流れる中川で水辺の魅力を生かしてにぎわいを生み出す「かわまちづくり」の取り組みを本格化します。初弾としてＪＲ常磐線の橋梁付近で、にぎわい拠点となるテラスや船着き場を建設。２４年度は基本設計に着手します。区は将来的に沿川に４カ所のにぎわい拠点と、３カ所の船着き場を設ける方針です。河川管理者の国土交通省と協力して段階的に整備します。地元協議会と連携し、運営体制の構築も進めます。２４年度予算に関連経費５０百万円を計上しました。うち常磐線橋梁付近の「金町拠点」の基本設計費に２８百万円を充てる方針です。計画推進支援業務の発注や、着工記念式典の開催も予定します。

金町拠点の建設予定地は新宿６の１。常磐線金町駅の西約１キロに位置し、周辺には東京理科大学葛飾キャンパスや大規模集合住宅などがあります。計画ではウッドデッキを設けてパラソルや椅子などを置き、キッチンカーやオープンカフェが営業できる環境を整えます。照明や案内板も設置します。